開設のご挨拶
Meanwhile in Africa へようこそ。
ここは、日本で報道されないアフリカにまつわるニュースを、
海外の大手ニュースサイトの英文記事に基づき、
日本語で発信するサイトです。
なぜアフリカか?
それはアフリカが著者の個人的な関心事項だからです。
著者は早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、
開発援助の仕事で東アフリカのエチオピアへ赴き、そこでアフリカと出会いました。
もともといわゆる発展途上国の生き生きした空気が好きだった著者は、
美しいエチオピアの地でアフリカに魅了されました。
その後、1年ほど西アフリカのナイジェリアにて就業したのち、
この程、英国はオックスフォード大学にてアフリカ研究の修士号を取得しました。
翻訳の経験はありませんが、アフリカの今を正しく皆様にお伝えできればと考え、このサイトを開設致しました。
アフリカは日本においてしばしば誤解されています。
それは、ひとつには、
日本のメディアが発信するアフリカの情報がネガティブなものに偏っているためです。
そして、根本的には、
日本から遠く、歴史的にもほとんどつながりのないこの巨大な大陸が、
日本人の積極的な関心の対象となりにくいために、
アフリカに関する情報そのものに対して、日本にあまり需要がないのです。
ですから当然メディアはセンセーショナルな事件や世界的な流行を反映した記事しか書きません。
著者はこの情報の偏りと不足を少しでも正したいと思っています。
なぜならこの偏りと不足は、しばしばアフリカに対する間違った認識を生むからです。
皆さんのアフリカのイメージはなんですか?
貧困?
部族対立?
少年兵?
エイズ?
独裁?
政治腐敗?
テロ?
どれもある一部地域のある時期において存在した、あるいは現在存在する事実です。
でもそれは「アフリカ」の普遍的事実ではありません。
私はアフリカで美しいものをたくさん見ました。
雄大な自然、
古来伝承の生活の知恵、
鮮やかな衣服、
動物と人間の共生、
市場の活気、
日々拡大する新興都市、
より良い未来を希求する人々。
もちろんこれも普遍的な「アフリカ」ではありません。
でもこれは、確かに今この時にこの大陸に存在する事実です。
ネガティブなニュースで日本人の思い描く「アフリカ」が埋め尽くされてしまわぬよう、
アフリカの明るいニュースを少しでも伝えていければと思います。
もちろん、芳しくない情報も発信しますし、
日本で報道されるニュースの詳細や続報も伝えられればと思います。
更新はそう頻繁にはできないかもしれませんが、少なくとも週に2回程度は新しい記事を準備できればと思います。
なお、ここは純粋な情報発信のための場でありますが、
疑問や感想等があればコメント欄にて歓迎いたします。
スパムや荒らし防止のため、コメントは承認制としておりますことをご承知置きください。
タイトルのMeanwhile in Africa... は、
一方その頃、アフリカでは・・・ という意味です。
日本の皆様が、手軽にアフリカの今を知ることができる場になるようにと願って。
2013年8月5日